このサイトは、衛生管理者「第一種衛生管理者試験、第二種衛生管理者試験」のための情報サイトです。
衛生管理者試験、試験科目は限定的ですが、広範囲な出題です。
合格基準を理解し、戦略的な勉強に心がけましょう。
ここでは、試験科目の出題範囲、合格基準について説明をいたします。
衛生管理者試験は
《 出題範囲が広範囲、 労働衛生・労働基準法など関係法令・労働生理 》
一定の点数を確保できれば合格しますが、ツボを押さえた勉強が必要
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1.試験科目および出題範囲などについて
広範囲、多岐にわたりますが、試験科目は3区分されます。(詳細項目は文末参照ください)
(1) 労働衛生に関するもの
労働衛生とは、働く人の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を
促進するための法律です。衛生管理体制、作業環境要素、職業病とその予防、
救急措置、作業管理、健康管理、労働衛生教育、その他。
(2) 関係法令とは
労働安全衛生法および関係法令、労働基準法、じん肺法、規則関係事項、 その他。
(3) 労働生理とは
人間の体について、心臓と血液や体の機能、その他。
2.合格基準について
試験科目ごと(試験科目のうち範囲が分かれるものにあっては、その範囲ごと①~⑤)の
得点がそれぞれの配点の40%以上であり、かつ、全科目の合計点が60%以上の
場合に合格となります。
2-1.第一種衛生管理者
・出題数 44問 400点配点
・試験時間 13:30 ~ 16:30 3時間 (出張試験における開始時刻は別途)
・試験科目
(1) 労働衛生 17問 150点配点
①有害業務にかかわるもの 10問 80点
②有害業務にかかわるもの以外のもの 7門 70点
(2) 関係法令 17問 150点配点
③有害業務にかかわるもの 10問 80点
④有害業務にかかわるもの以外のもの 7門 70点
(3) ⑤労働生理 10問 100点配点
※有害業務(有害化学物質、有害エネルギー、有害生物 など)にかかわる問題と、
有害業務にかかわるもの以外のものに関する問題、両方が出題されます。
(第二種衛生管理者試験は、有害業務にかかわるものを除きます)
2-2.特例第一種衛生管理者
特例とは、第二種衛生管理者免許を受けた者が第一種衛生管理者免許試験を
受験する場合です。
・出題数 20問 160点配点
・試験時間 13:30~15:30 2時間 (出張試験における開始時刻は別途)
・試験科目 ①労働衛生 10問 80点配点 ②関係法令 10問 80点配点
①②の範囲については、有害業務(有害化学物質、有害エネルギー、
有害生物など)にかかわる問題のみに限られています。
2-3.第二種衛生管理者
・出題数 30問 300点配点
・試験時間 13:30~16:30 3時間 (出張試験における開始時刻は別途)
・試験科目 ①労働衛生 10問 100点配点
②関係法令 10問 100点配点
③労働生理 10問 100点配点
①②の範囲について、有害業務(有害化学物質、有害エネルギー、
有害生物 など)にかかわるものを除く問題が出題されます。
3.第一種衛生管理者試験 試験科目範囲
●労働衛生
・衛生管理体制 ・作業環境要素 ・職業性疾病 ・作業環境管理 ・作業管理
・健康管理 ・健康の保持増進対策 ・労働衛生教育 ・労働衛生管理統計 ・救急措置
●労働生理
・人体の組織及び機能 ・労働による人体の機能の変化
・環境条件による人体の機能の変化 ・疲労及びその予防 ・職業適性
●関係法令
・労働基準法、労働安全衛生法、作業環境測定法及びじん肺法ならびにこれらに基づく
命令中の関係条項
4.第二種衛生管理者 試験科目範囲
●労働衛生
・衛生管理体制 ・作業環境要素(*) ・作業環境管理(*) ・健康管理(*)
・健康管理(*) ・健康の保持増進対策 ・労働衛生教育 ・労働衛生管理統計
・救急措置 ・有害業務に係る労働衛生概論
*(*)=(有害業務に係るものを除く)
●労働生理
・人体の組織及び機能 ・労働による人体の機能の変化 ・環境条件による人体の機能の変化
・疲労及びその予防 ・職業適性
●関係法令
・労働基準法、労働安全衛生法ならびにこれらに基づく命令中の関係条項
*(*)=(有害業務に係るものを除く)
なお、第二種衛生管理者免許を有する者が、第一種衛生管理者免許を取得するには、
新たに有害業務関係の試験を受けなければなりません。
(関係法令と労働衛生の有害業務に関する2科目のみ)
衛生管理者試験合格基準とは、
全科目の合計点数が60%以上、かつ科目ごとには40%以上の場合のみ合格
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以 上